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海外で働くとカルチャーショックの連続|海外の仕事文化はどう違う?

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こんにちは。MR.ICEです。

「日本は生きづらい」「海外で暮らしたい」「英語を使って働きたい」という人に24ヶ月以内に海外勤務を勝ち取って人生を変える方法を教えています。

「海外で働いてみたいけど職場って実際どんな感じなんだろう。海外は日本と働き方の常識が違うと聞いたけど、海外に行く前に知っておきたい」

こういう疑問ってありますよね。今回はこういう疑問にお答えします。

こんな疑問にお答えします
  • 海外(特にアジア)の職場の習慣ってどんな感じ?
  • 自分の性格に合うかどうか知っておきたい

MR.ICEは新卒から20年以上ずっと海外との仕事をしているビジネスマンです

MR.ICEとは?

海外に行くと文化や生活様式が日本と違って驚く事が多くあります。もちろん職場でも同じように日本と文化や習慣が異なり、働いてみて驚く事がたくさんあります。一見すると面白いネタのようなものもあり非常に興味深いです。今回はそんな日本との違いについて解説します。

海外で働いてカルチャーショックだった事

残業が無い、若しくは非常に少ない

日本の社会人の方は皆さんは分かると思いますが、日本は多かれ少なかれ当たり前の様に残業が発生します。この残業カルチャーによって体調を崩したり閉塞感を感じている人も少なくないと思います。

一方、海外では残業がほぼありません。終業時間を15分ぐらい過ぎたら、周りにほぼ誰もいなくなります。仕事はプライベートを充実させるための手段、そういう考え方が一般的です。従って仕事によってプライベートの時間が無くなると本末転倒です。

夜7時ぐらいにオフィスにいると、「大きなプレゼンの本番が明日に迫っている」、もしくは「非常に大きな問題があり対応に追われている」と思われます。

ギリギリ出社

日本人は勤勉なので始業15分前ぐらいには大体オフィスに人がそろっています。

海外では9時が始業であれば8時59分ぐらいにオフィスにゾロゾロ出社します。もっというなら数分の遅刻も結構あります。彼らの中ではこれはセーフです。

ただこれだけでは無いです。9時に到着してそこから買ってきた朝食を机で食べる事が多いです。従って実際に仕事に取り掛かるのは9時15分ぐらいでしょうか。日本では怒られちゃいますが、海外ではありです。

昼休みの時間を守らない

これも時間系ですが、昼休みの時間が終わってもオフィスに帰ってこない事も良くあります。特に5人~とか大人数で食事に行った時は高確率で遅れて帰ってきます。

もちろん毎回みんなが遅れる訳ではありませんが、たまに集まって食事する時ぐらい遅れてもよいという感じですね。特に上司が注意するなんてことはありません。

すぐ辞める

これは日本以外では結構常識ですが、一社に長くとどまる人は日本ほど多くありません。

平均的に3年前後で辞めていく感じでしょうか。キャリアアップの手段が転職であり、今の職場で覚えた事を使ってさらに高く雇ってくれるところを探すというやり方です。

もちろん新しい人が来るのも頻繁になりますので、採用をしていると大変です。いつも面接をすることになりますので。

ただ話が少しだけそれますが、クビもたまにあります。私も香港で経験しましたが、あまり仕事が出来ない男の子がいて、出社した朝に通告して昼ぐらいに退職しました。まあここまでのは香港では珍しいですが、日本の様に労働者がガチガチには守られていないです。

やめた人が遊びに来る

これも日本では珍しいですが、以前退職した人がふらっとオフィスに遊びに来ることがあります。それで「なつかしー、最近どう?」と言う感じで、その人の周りにあつまって井戸端会議が始まります。こういう事が数か月に一回ぐらいあります。

日本だと辞めた会社にいくって気まずい、というイメージがありますよね。それもオフィスに入っていくってセキュリティー的にもどうかというのもありますが。

職場の人の連絡先を簡単に聞く

海外の方が関係がカジュアルです。ですので携帯番号やLINEのようなアプリの連絡先を日本より気軽に聞きます。日本ではいつも話している人でも、プライベートの携帯番号を聞くことに少し壁がありなかなか聞きにくいと思います。関係がカジュアルですので日本に比べて職場のストレスはあまり感じにくいでしょう。

職場の人と遊ぶ

これも前項と関係が深いですが、同僚との関係が日本より近く感じます。

もちろん日本でも職場の同僚と関係が近い人もいます。ただどちらかと言えばオフィスでは関係が良く、飲みも良くいくが土日には遊ばない、そういう関係が多いと思います。

一方、アジア(特に香港)では土日にも一緒に集まって遊びに行ったり、旅行したりと更に関係が近いです。これは海外に就職する日本人には良い事です。何故なら職場で知り合った同僚と友達になれるので、会社外で一から友達作りをする必要がなくなりますので。

花束が届く

これは香港限定かもしれません。

バレンタインデーや誕生日に女性に対して彼氏から机に花が届きます。日本で自分のオフィスに宅急便でお届け物が届くというのは一般的にないですよね。

お決まりですが、これが有る度にオフィスに歓声や「ヒューヒュー」という声が響きます。女性にはうれしいですね。ただ日本の感覚では、みんなの前で机に花束の宅急便が来ると恥ずかしいというのが先行するかもしれません。

飲み会無い

これは日本、韓国を除く海外はほぼ同じだと思いますが、日本の様に仕事の後に同僚とお酒を飲みに行くという習慣がありません。あるとしたら歓送迎会の時です。ただ歓送迎会もランチで済ませることが多いでしょう。

また海外にでると日本人はお酒が好きという事が良く分かります。海外の若い世代の人たちは「とりあえず飲む」という考えがあまりないです。従って休日に海外に進出している日本の居酒屋チェーンで夕食に行っても、周りの人はソフトドリンクと食事という人が多いです。

飲み会文化は、人づきあいが下手な人や、お酒が飲めない人には辛いので海外生活の方が楽に感じるでしょう。

昼に机で寝る

これは東アジア、東南アジアに多い事ですが昼休みに昼寝をします。

日本でも昼寝する人はいると思いますが、昼寝をする人の割合が全然違います。昼休みに周りを見渡すと大部分の人が机で寝て、オフィスも「シーン」としています。逆にいつも起きている私を不思議がって「日本人は何故昼寝しないのか?」と聞かれたことがあります。何故でしょうね。

管理職に女性が多い

これも東アジア、東南アジアに多い事です。会社の重要なポストや管理職は大体女性です。

この話をするにはこれらの国の男女の役割が日本と違う事が原因だと思います。簡単に言うと日本と男女の役割が逆転しています。女性が外でバリバリ働いて、男性はサポート的な役割という事が多いです。

これは一見すると女性の社会進出と男性が優しいという風に聞こえますが、実は日本人女性でもあまり好きではない人がいます。「男性が優しく、サポートする役」と言えば聞こえがよいですが、旦那さんが「じゃあ君が家計を支えてね」 と言われると「え?あなたは?」という事が起きます。私も「専業主夫」のカップルを数人知っています。

どちらの男女関係が良いかはその人次第ですので、海外の方とお付き合いする前に知っておいた方が良いでしょう。もしかしてあなたがリードする女性管理職になるかもしれませんね。

机の上の私物が多い

これもオフィスでの関係がカジュアルなためでしょうか。プライベートの写真などは映画などで良くありますが、ぬいぐるみやその他自分の私物が置いているという人を見ます(又に山の様に置いている人もいる)。

これは全員がそういうわけではありません。ただ一定の割合でいますし、特に注意される事はありません。

会社は人生の一部ではない

会社や仕事に関する価値観が異なります。例えば日本では有名な大企業に10年務めている人から、その職を奪ったとしたら人生に大きな影響を与える大事件ですよね。

大学まで一生懸命勉強してやっと入った会社であり、その会社名やその会社に勤めている自分というアイデンティティがあります。複数回の転職もあまり日本社会では歓迎されていない事も有り、 その会社を辞めての転職はリスクや失敗、脱線のようなイメージがまだあります。

海外でも大企業に何年も務めている人はいますが、その職を失っても同じレベルの同じような所に転職すればよいという、もっとドライな感覚です。

まとめ

いかがでしたか。文化の違いというのは善し悪しではありません。重要なのは自分の価値観にあるかどうかです。今回は東アジア、東南アジアを中心とした海外での職場文化について話しましたが、自分の生きたい国が有る時はその国特有の文化も調べるようにしましょう。

正直私も「楽だな」と思う事と「これは嫌だな」と思う事の両方ありました。中には違いが受け入れられずに常にイライラする人もいますので、移住前にチェックは必須です。

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