実際に海外への移住決まったとしても、日本でやるべき手続きや、やっていると後々便利な事があります。但し、やる事が多岐に渡るので何か忘れそうと不安になりますよね。 中にはやっていないと、お金や時間を損をしてしまう事もあります。今回は海外移住のために必要な手続きについてお話しします。
- 海外移住のためにやる必要がある事は何？
- 海外移住のためにやっておいた方が良い事は何？
- それらの手続きは出発前どのぐらいの期間でやればいいの？
MR.ICEは合計3カ国、10年間の海外在住経験があります。
もくじ
海外移住の前に行う手続き｜渡航1か月前
海外に移住しようと思っている時に行わなければいけない手続きは多数あります。そのため、必要な手続きはすべて確認して、早めにできるものは済ませておくようにしましょう。
パスポートの更新
普段、あまり海外に行かない方であれば、パスポートの期限が切れてしまっている可能性もあります。そのため、早めに更新をしておくことをおすすめします。
また、海外にいる間にもっとその国に住んでいたいと思うことがあるかもしれません。海外にいる間に大使館にいって期限を更新することもできますが、面倒に感じることもあるでしょう。
だからこそ、期限が短いパスポートを保有している場合は、日本にいる間に更新しておくことをおすすめします。
ビザを取得する
海外移住する際に必要となるビザは、国によって異なります。そのため、事前にしっかりとビザについて調べて、必要なものを取得するようにしましょう。
永住するためのビザを取得するためには、かなり長い時間がかかりますので、早めに発行しておくことをおすすめします。ビザの取得が難しいと思う場合、専門家に相談しておくとよいでしょう。
免許証の更新
長く海外に移住することを検討している場合、事前に免許証の更新をやっておくことをおすすめします。免許更新は原則として誕生日の1か月前からしか行うことができませんが、海外に移住する場合には特別に早めに更新することができます。
日本に帰国した時に運転ができないと不便に感じることも多いと思いますので、事前にやっておくことをおすすめします。
家の退去手続き
海外に移住する場合、今住んでいる自宅を引き払う必要があります。
賃貸に住んでいる場合には、退去する数か月前に管理会社や大家さんに連絡しなければいけません。賃貸契約によって必要な期限は異なりますので、確認して退去手続きを行いましょう。
海外送金用のネットバンクの用意
海外に移住した後でも、急に日本にお金を送金しなければいけないことが起こる可能性もあります。
そのため、インターネットで簡単に送金することができるネットバンキングを開設しておくといいでしょう。また、それ以外にも為替レートが安い海外送金サービスを準備しておくことをおすすめします。
クレジットカードの発行
海外に移住する場合、クレジットカードを持っているとより便利に決済を行うことができます。そのため、今クレジットカードを持っていないという方は、事前に発行しておくことをおすすめします。
また、クレジットカードには海外保険が付帯しているものもあるため、しっかりと内容を確認してから選ぶといいでしょう。
海外移住の前に行う手続き｜渡航2週間前
海外移住のための手続きは、他にも多数あります。ここからは、2週間前に行っても間に合う手続き方法についてご紹介していきます。
転出届
日本でも引っ越しを行う際には、転出届の提出が必要になります。それと同様に、海外に3カ月以上滞在する場合には、日本で転出届を出すことが義務づけられています。
転出届に記載するのは、滞在する国名のみでOKです。転出届が受理されることによって、住民票が日本にない状態となるため、自動的に国民年金と国民健康保険の支払い義務が免除されます。
転出届は役所に行って手続きを行うこともできますし、インターネットで書類をダウンロードして郵送で送ることも可能です。自分が楽な方法で必ず行っておくようにしましょう。
公共料金の解約・支払い
水道・ガス・電気などのライフラインは、早めに連絡して解約しておく必要があります。
口座引き落としやクレジットカード払いにしていない方は、現金で料金を支払わなければいけません。そのため、早めに連絡して支払い手続きを済ませておくといいでしょう。
郵便物の転送届
元々住んでいた日本の住所に届いた荷物を海外に転送することはできません。しかし、その住所に荷物が届いてしまうと、受け取ることができなくなってしまいます。
そのため、実家や友達の家の住所に荷物の転送届を出しておくことをおすすめします。頼れる人がいない場合、郵便物の受取サービスもあるので、それを利用するといいでしょう。
海外保険を契約する
海外に移住する場合、海外保険に入っておくといいでしょう。万が一病気になった時のことも考えておいた方がよいです。
ただ、クレジットカードに保険が付帯している場合、そこでカバーできる可能性も十分にあります。自分が移住しようと思っている期間と、補償内容をしっかりと判断し、十分な保証を用意しておくようにしましょう。
国際免許を取得する
海外で車を運転しようと思っている方は、国際免許を取得しておくとよいでしょう。国際免許は日本の免許センターで取得することができます。
しかし、国際免許があればどの国でも運転できるというわけではないので、事前に確認しておきましょう。また、国際免許があっても日本の免許証とパスポートがなければ運転はできないので、注意が必要です
航空券の購入をする
海外移住をする場合、移動のための航空券の購入が必要となります。早めに予約することによって安くなることもありますので、出国日を決めている場合は早期に予約を済ませておくとよいでしょう。
一時滞在先を予約する
海外に移住する場合、事前に物件が決まっているという方は少ないでしょう。そのため、住む家が見つかるまでの滞在先を探しておく必要があります。コスパや安全性を考慮して、一時的に住める場所を予約しておきましょう。
海外移住の前に行う手続き｜渡航直前
海外移住をする際には、直前にやっておいた方がよい手続きもあります。事前に確認して置き、渡航する前に行うようにしましょう。
携帯電話を解約する
海外に行ったら、基本的には日本で使っている携帯電話を利用することはできません（デュアルシムで日本のSIMと海外のSIMを入れている人はいます）。
そのため、移住するのであれば、事前に携帯電話は解約しておくことをおすすめします。ただ、日本に帰ってくる予定がある場合、帰国時は使いたいと思う方もいるでしょう。
そのような方は、携帯会社に行けば休止手続きを行うことができるので、事前に済ませておきましょう。解約手続きをしておかないと、無駄な費用を払わなければいけないので、忘れずに行うことが重要です。
在留届の準備
3カ月以上海外に移住する場合、現地に着いてから在留届を日本大使館・領事館に提出することが義務付けられています。インターネットですぐに提出することができますが、現地に着いたら忘れてしまう可能性もありますので、事前に準備しておきましょう。
まとめ
いかがでしたか？海外に移住する際にはさまざまな手続きが必要となります。
期限が近くなってくると、準備でバタバタしてしまう可能性もありますので、早めに手続きを済ませておくとよいでしょう。直前でしかできない手続きもあるため、しっかりと確認して忘れないように注意をしておくことが重要です。
こんにちは。MR.ICEです。
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